前回は、過去問演習の「真の目的」が「点数確認」ではなく、志望校の傾向を知り、合格最低点を取るための「戦略を練ること」にあると解説しました。
第2回となる今回は、中学受験において最も合否を分けると言われる「算数」に焦点を当てます。
「時間内に解ききれない…」
「難問で時間を使い過ぎて、取れるはずの問題を落としてしまった…」
このような算数の過去問特有のお悩みを持つ保護者様は、非常に多いです。以下のチェックリストをご覧ください。
- 時間配分がうまくいかず、最後の大問に手がつかない
- 模範解答の途中式を読んで理解しただけで、終わっている
- なぜその解法を使うのか、子どもが自分で説明できない
- 問題用紙に途中式や図を書かず、頭の中だけで解こうとしている
- ケアレスミス(計算ミス、条件見落とし)が、いつまで経っても減らない
算数は、他の科目と比べて、「解き方」と「時間管理」が直接点数に反映されやすい科目です。今回は、これらの悩みを解消し、合格を引き寄せるための具体的な算数の過去問演習術をお伝えします。
1. 全問正解を目指さない!戦略的「捨て問」の見極め
多くの受験生が陥る罠、それが「全ての問題を時間内に解こうとすること」です。
しかし、難関校になればなるほど、受験生を悩ませる「難問」や、膨大な計算が必要な「悪問」が含まれています。算数の過去問演習で最も大切なことは、「どの問題を解き、どの問題を解かないか」を決める「捨てる判断」です。
全問正解は不要、合格最低点を取る
志望校の合格最低点を知っていますか? 多くの学校で、算数の満点を取る必要はありません。「取れる問題を確実に取る」ことこそが、合格への近道です。
過去問を解く際は、以下の順序で問題を選択することを練習しましょう。
- 基本問題・典型問題: 短時間で確実に解ける問題。
- やや難問: 時間をかければ解けそうな問題。
- 難問・悪問: 見た瞬間に解法が浮かばない、計算が複雑すぎる問題(=捨て問)。
演習中、「これは時間がかかりそうだ」と判断したら、思い切って次の問題へ進む勇気が、算数では必要不可欠です。
2. 思考の痕跡を残せ!「問題用紙の書き込み」の重要性
「頭の中で計算してしまう」「問題用紙を綺麗に使おうとする」お子様は、非常に損をしています。算数の過去問演習において、問題用紙は「思考の作業場」です。
なぜ書き込みが必要なのか
丸付けをした後、「どこで間違えたのか」が分からないと、正しい復習ができません。
- 計算ミス: どのステップで計算を間違えたのか。
- 立式ミス: どの条件を読み違えたのか、どの公式を誤解したのか。
- 条件見落とし: 問題に書かれている重要な条件を無視していなかったか。
これらを特定するためには、「途中式」「図・表」「情報の整理」を、問題用紙の余白にしっかりと書き込む癖をつける必要があります。綺麗な途中式である必要はありません。自分が後から振り返って、思考のプロセスが分かることが重要です。
3. 単なる正解確認で終わらせない!「解き直し」の精度を上げる
「解説を読んで理解したから大丈夫」と、丸付けだけで終わっていませんか? 算数は、「理解した」と「自分で解ける」の間に、大きな溝がある科目です。
精度を上げる解き直しのステップ
- 自力で再挑戦: 解説を読まずに、もう一度解いてみます。
- 思考プロセスの特定: 間違えた理由(計算ミス、立式ミス、条件見落としなど)を明確にします。
- 類題演習: 間違えた問題と似た傾向の問題(類題)を、手持ちのテキストから見つけて解きます。これが、知識を定着させる最強の方法です。
- 「なぜ?」を説明: お子様自身に、「なぜその解法を選んだのか」を説明させましょう。これができないと、初見の問題には対応できません。
4. Soleado-primo で「算数の壁」を乗り越える
「『捨て問』の判断なんて、家庭では無理…」
「問題用紙の書き込みを見ても、どこが悪いのか分からない…」
そう感じられた方も多いのではないでしょうか。実際、志望校の出題傾向と照らし合わせながら、お子様一人ひとりの「思考の癖」を見抜き、適切なアドバイスをするのは、家庭だけでは非常に困難です。
そこでおすすめなのが、中学受験専門のオンライン完全個別指導「Soleado-primo(ソレアド・プリモ)」です。
Soleado-primoだからできる算数サポート
■ プロ講師による「問題用紙の書き込みチェック」
解答用紙だけでなく、「お子様が実際に書き込んだ問題用紙の画像」も送っていただきます。丸付け(正誤判定)だけでなく、「どの条件を見落としたか」「どの途中式で躓いたか」という思考のプロセスまで、プロ講師が精密に確認・指導します。特別な機材は不要、スマホで撮影して送るだけです。
■ 「なぜその解法か」を問う、1対1の対話型指導
単に答えを教えるのではなく、「なぜここで図を描いたの?」「なぜこの式にしたの?」と問いかけることで、お子様の思考力を深め、初見の問題への対応力を強化します。
■ 苦手分野をピンポイントで補強する類題提案
過去問分析に基づき、お子様の弱点分野を特定。手持ちのテキストやSoleado-primoオリジナルの類題を提案し、徹底的に演習させることで、苦手分野を克服します。
効率的な過去問演習で残り期間の学習密度を高め、算数で差をつけて志望校合格への最短ルートを駆け上がりましょう!
無料学習カウンセリング・体験授業のご案内
Soleado-primoでは、算数の過去問演習でお悩みの保護者様・お子様を対象に、
「志望校過去問分析&無料学習カウンセリング」を実施しています。
- 「算数の過去問で全然点が取れない…」
- 「解いた過去問の問題用紙をプロに見てもらいたい」
- 「『捨て問』の判断が、親子ではうまくいかない…」
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